森林計画学会ニュース(10)NEWS

オンライン意見交換企画と春季シンポジウム続報(情報掲載2023/1/18)

会員のみなさま

森林計画学会事務局です。
学会企画についての最新情報をお知らせいたします。

1) 書籍「森林計画学入門」についてのオンライン意見交換企画(2/18)
2) 春季シンポジウム(3/29)に関する最新情報 話題提供者、申し込み方法と締め切り


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1)2月18日にオンラインフリートーク
森林計画学会オンラインフリートーク 「森林計画学入門」生トーク
日時: 2023年2月18日(土)13:15〜15:00
場所:オンライン(zoom、もしくはteamsを予定、参加者には後日お知らせ)
申し込み方法と締め切り:オンラインサイト(Google Forms、2月12日)
https://forms.gle/qN9uzsTjafWPyPbw7

※申込者には録画を「見逃し視聴」できるようにしますので、当日ご都合の悪い
方も上記フォームで申し込んでください。

森林を扱う科学の体系化は18世紀末ドイツに始まり、明治時代に我が国に導入さ
れました。当時は「林学」と呼ばれ、教科書も多数シリーズ化されて発行されて
きました。森林計画を扱う分野では、「森林計画学(木平編著、2003)」を経て、
約17年振りに森林計画学会の歴代会長と会員諸氏を中心に「森林計画学入門」
(朝倉書店、2020)が発行されました。
 その後森林系の大学や林業アカデミー、関係機関において、教科書、参考書と
して利用実績を積んできたと思いますので、関係各位の感想やレビューをいただ
きたいと今回の企画を提案しました。森林資源管理に関する分野は多岐に渡りま
すが、今後のあるべき教科書の内容、リモートセンシングやGISなどの空間情報
の処理、生態学的知見や森林資源情報の処理、AIやICTの応用から環境変動対応、
森林景観やレクレーションの話題など、本を読んだ人、読んでない人に関わらず
広く意見交換できればと思います。

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2)2022年度森林計画学会春季シンポジウム
2022年度森林計画学会春季シンポジウム
「森林の長期計測とその課題」

シンポジウムの狙い

森林の長期計測は森林の変動を定量的に把握するもっとも基本的な手段で、森林
経理学に関連する教員、研究者などが演習林や国有林等に設置された試験地を長
年計測することで貴重なデータを積み上げてる。長期計測データは、成長予測、
資源予測、温暖化の影響評価などに活用されており、針葉樹人工林を中心とした
森林資源の充実と長伐期化に対応した計測の継続と計測データを活用した研究の
深化が求められている。また、長期計測データをさらに多様に活用すべく、デー
タのオープン化、ビッグデータとしての活用など社会の要請も高まっている。
一方で、長期計測に伴って、これまで経験していない技術的な課題や自然災害、
人員、予算不足等による調査の中断、中止など長年議論されている課題、問題が
生じている。育種学、生態学など関係分野でも同様に、森林の長期計測の高まる
重要性と諸問題は認識され、議論されている。
そこで、長期計測の現状や成果、課題を共有し、21世紀に引き継ぎ、さらに深化
させるための方策について議論するシンポジウムを開催する。

話題提供者
石橋聡(森林総合研究所北海道支所)
細田和男(森林総合研究所)
石原正恵(京都大学 フィールド科学教育研究センター 芦生研究林)
高嶋敦史(琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター 与那フ
ィールド)

開催日時  2023年3月29日 13:15〜17:00
開催場所  ABO HALL 301会議室 + オンライン
             〒450-0002 愛知県名古屋市 中村区名駅3-15-9
             http://www.abohall.com/
開催方法:オンライン(Zoomを予定、アクセス方法は追ってご案内いたしま
す。)
参加費:無料
   (会場の大きさや感染諸対策等に基づいて会場参加を制限をする場合があ
ります)
申し込み方法と締め切り:オンラインサイト(Google Forms、2023年3月20日)
申込website:https://forms.gle/tiqWJXFS914QWcrJ6


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森林計画学会事務局(田中真哉),広報(渕上佑樹)
URL ; http://www.forestplanning.jp/
E-mail; jsfp_office@forestplanning.jp(@を小文字にして下さい)